診療の流れ 当センターは肝転移に対する我々の集学的治療チームの総称であり、個々の診療科の通常診療と独立したものではありません。当院で肝転移の治療を受けられる方は全例、当センターのメンバーが診療にあたります。 ①初診窓口・セカンドオピニオン 大腸癌は下部消化管外科、膵臓の神経内分泌腫瘍は肝胆膵外科など、関連診療科への紹介受診が基本となりますが、肝転移に対する治療やセカンドオピニオンのご相談は、肝胆膵外科 進藤部長(手術をはじめとする診療全般のご相談)臨床腫瘍科 陶山部長(化学療法をはじめとする診療全般のご相談)が窓口を担当します。受診方法の詳細に関してはこちらをご参照ください。 ②担当診療科の決定 当センターの外来を初診で受診された場合は、原発巣切除の必要性、化学療法、肝切除の必要性等を鑑みて治療をメインで担当する診療科を決定します。診療方針については担当診療科の医師から詳細な説明があります。 ③フォローアップ(手術の場合) 治療を行った診療科がメインで定期フォローアップを行っていきますが、肝切除術の前後で原発切除を行った場合は、当該診療科(大腸癌であれば下部消化管外科)および肝胆膵外科の双方で一定期間フォローを行います。